キッチンの窓からの景色もだいぶ季節が進みました。
あれだけ実っていた柿も、数える程度となり、鳥もだいたいいつものメンバーに戻りました(ツグミ・ヒヨドリ・ムクドリ)。渡りの鳥が通過していた時は賑やかで楽しかったな…マミチャジナイにアカハラ・シロハラ・クロツグミ…など。
心の中の思い出のアルバムにとっておきます。
さて、そんな我が家の庭ですが、なんとめずらしく「ヤマガラ」が来ていました。
家の窓から見るのは初めてです。ヤマガララヴァーズとしては嬉しい限り!!
ヤマガラ2羽とシジュウカラ3羽の小さな混群でした。
桜の木で幹をつついて…何を食べているんだろうなぁ。
2羽のヤマガラを見ながら脳がヒマな私は、またもや思いました。
「…ヤマガラは頭央線の太さで雌雄の判別ができるのでは??」
気になって図鑑を調べてみますが書いてあるのは「雌雄同色」…インターネットで検索しても特になし…私の頭央線予想は「オスが太い」「メスは細い」でしたが、性別には全然関係なさそうです笑!
年齢とか個体差でしょうか。
個人的にはヤマガラの頭央線がすごく好きですので、これでオスメスが分かったらおもしろい!と考えた訳です。
インターネットにあったヤマガラの雌雄の判別は「繁殖期にさえずる方がオス・抱卵斑があればメス」だそうです…そりゃそうですよね。
2022/03追記:私のブログの中でもこの記事だけが伸びているので、ヤマガラのオスメスが気になる人が多いんだなぁ、と。今のところ図鑑やインターネットで調べても「雌雄同色」とか「見た目での判別は無理」とありますが、身近にいる野鳥の先生方にもリサーチして、分かったことがあったらまたご報告します!見ていただきありがとうございました。
図鑑を見ていて知りましたが、ヤマガラは普通の「ヤマガラ」と亜種「オーストンヤマガラ」だけかと思っていましたが、全部で8亜種もあるそうです。
- ヤマガラ(全国的)
- アマミヤマガラ(奄美大島・徳之島)
- ナミエヤマガラ(新島・神津島・利島)
- オリイヤマガラ(石垣島・西表島)
- タネヤマガラ(種子島)
- ヤクシマヤマガラ(屋久島)
- オーストンヤマガラ(伊豆諸島の三宅島・御蔵島・八丈島)
- ダイトウヤマガラ(大東諸島・すでに絶滅)
オーストンヤマガラ以外は羽色の大きな違いはないそうですが、傾向として南に行くほど色が濃くなるそうです(グロージャーの法則というらしい)。いつか三宅島へ行って、色の濃いオーストンヤマガラを見てみたいものです。
ちなみにシジュウカラも、色のちょっと違う亜種が沖縄など南の島にいるそうです。
生き物の進化はおもしろいですね。
野鳥の世界は奥が深すぎ!!
以上です。
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