今日も1日お疲れさまです。
土曜日ですね。
私は今日は鳥ではない女子3人でランチ~見附のイングリッシュガーデンでお茶をして楽しんでおりました。やっぱり女の子って可愛くて好きだなー。
さて、午前中は近隣の山へ散策に行って来ました。
「鳥が見れなくても、紅葉もきれいだし景色だけで十分・・」なんて思いつつ歩きます。
ウグイスの「ジャッジャッ」という笹鳴き。
他の鳥の地鳴きすぎる鳴き声・・・(難しい)。
カラ類にもたくさん出会えました。
シジュウカラ・ヤマガラ・エナガ・コゲラ、の混群。
そんな中、1羽の鳥が散策路から枝に上がりました。
パッと見て、あっアカハラ!(嬉しい)
待てよ、眉班がありそうだな。マミチャジナイか?
鳥を追いかける→おっ何羽かいるじゃない→あっ何か大きい鳥いる・・キジバ……
「えっ!?!?!?」
「えっ!?!?!?」
・・・アオバトがいました。
しかもかなりまどろんだアオバトが。
散策路の脇のガマズミの木に止まっているのですが、すごく近いのに飛びません。
というか寝てます。
アオバトをこんなに近くで見たのは初めてです。
成鳥オスは翼がブドウ色ですが、この個体は緑~グレーなので、メスか幼鳥かな?と思いましたが、調べたら、
- 幼鳥は大雨覆の先端と次列風切の先端に淡黄色の部分が目立つ
- 成鳥のくちばしは空色だが、幼鳥は肉色
との特徴から幼鳥と判断しました。
鳴き声は時々聞きますが、なかなか姿を拝めない鳥ですので、すごくびっくりしました。
このアオバト、この場所に止まりつつ、時々首だけ伸ばしてガマズミの実を食べます。
そしてまたまどろむ・・・「お、横着!?」
なんというか、すごく、すべてを包み込むような、器が大きそうな、そんなオーラを感じるアオバトでした。
あんまり刺激しないように、そぉーっと見ていたら、まぁマミチャジナイがガマズミを食べたいもんだから、休んでいるアオバトの近くに3~4羽わちゃわちゃやってくるんです。
「休んでるんだから、やめなさい」と勝手にハラハラした私です。
気にしないおおらかなアオバト。
アオバト「勝手にして・・」
昨年の長岡の探鳥会でも11月にアオバトが見られました。
秋はアオバトが見やすい時期なのでしょうか??
それとも単に葉が落ちて見つけやすいだけ?
この緑、青葉の中に完全に溶け込む保護色だもんなー。。。
今日は距離も近かったですし、休んでいる所をずっと見ているとかわいそうなので、早めに切り上げて余韻にひたりました。
騒いでいたマミチャジナイに感謝です。
↑ ↑ 生まれて初めて人間を見るようなマミチャジナイでした。
マミチャジナイは旅鳥。これからさらに南方へ渡っていきます。
今年は我が家の庭に来てくれませんが、ここで会えたので良かったです。
アオバトにマミチャジナイと、こんな運を使ってしまって大丈夫なのかな。。。
鳥たちが動くこの季節は、どんな出会いがあるか分からず、楽しいですね。
マミチャジナイは結局7羽位の群れでした。
紅葉も近くの山まで下りて来て、見事です。
鳥の声・落葉の音・風の音、空も高く気持ちのいい午前中。
カラ類が多く、シジュウカラが近くにやって来ます。
突然「ヒーヒー」と鳴いたシジュウカラ。
「はっ、この声の意味は確か”タカが来たぞ”だ!」
上空を見ると小型のタカが飛んでいきます。
ハイタカ属かな・・?
白っぽい小型のタカが、羽ばたいて真っすぐ、あっという間に飛んでいきました。
シジュウカラ語の鈴木先生ありがとう~と思った瞬間でした。
こんな風に鳥の言葉が分かるって、面白いです。
ーー
秋の風景だけでも、なんて思った割には、予想以上の収穫となった今日の鳥見でした。
アオバト、きれいだったな。
【おまけ1】
アオバトとマミチャジナイが食べていたガマズミ、昔山で仕事をする人の貴重な食糧だったそうなので、どんな味か気になって持って帰って食べてみました。
98%酸っぱくて、2%甘い感じでしたが、味はとても美味しかったので、この房全部食べました。懐かしい味がしたので子どもの頃食べたのかもしれないな、と思いました。
ごちそうさまでした。
【おまけ2】
今朝はキッチンの窓のスギの木にシメがやって来ました!!
今シーズンもいい感じのぶさかわでヨロシクです。
明日もお天気よさそうですね。
以上です。
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