お疲れさまです。
ここのところ少し減った雪も、週末の寒波でまた増えました。
田んぼの雪も減って来て、ガン類はいいだろうなぁと思ったら、また積もる。
これを何回か繰り返して春になるんですね。
さて、今日は野鳥の会の新潟県支部の海鳥探鳥会に初参加してきました。
自宅のある内陸部から海へ向かうと、雪も徐々に少なくなってきます。
マガン・ヒシクイ・コハクチョウの群れも海手の方の田んぼに移動していました。
探鳥会は寺泊集合で、数か所の観察ポイントを回ります。
わたし的今日イチはいくつかあるのですが、心に響いた光景は青空にカモメでした。
いつもどんよりした新潟の、日本海の冬の空。
今日もおおむねそんな感じで、吹雪いてないだけマシなお天気でしたが、一瞬だけ青空が出たタイミングがありました。
そしてそのタイミングでカモメが舞う。
・・・ファンタジーの世界かな?
カモメの飛ぶ様子を見ると、なぜか胸を締め付けられる感覚になりませんか??
私はなんとなく切なくてセンチメンタルな気持ちになります。
『カモメのジョナサン』も好き。
今日もカモメたちはテトラポッドや岩の上で休んでいました。
日本海のこういう感じがいいですよね。
オオセグロカモメやセグロカモメを見ていると、嬉しいことにワシカモメがやって来ました。
毎年ここに来てくれるワシカモメ。
きっと秋ごろに「今年の越冬地も新潟にするか~」とか言ってるんだろうなぁ(←これは私の妄想です)。
今日は面白いことに、岩のはじっこにフルメンバーが集結しました。
▼カモメの識別は、脚の色×背中の色×風切り羽の色
①ウミネコ・・黄色い脚×濃い目のグレー×黒 &尾羽が黒
②ウミウ
③セグロカモメ・・脚ピンク×薄いグレー×黒
④ワシカモメ・・脚ピンク×薄いグレー×薄いグレー(後ろにオオセグロ?が重なっているので注意)
⑤⑥オオセグロカモメ・・脚ピンク×濃いグレー×黒
このパターンが頭に入ると覚えられますね。
・・とか言いつつ私は毎回、念のため教えてもらいます笑。
そして私はセグロ・オオセグロは並んでいるのを見比べないと違いが分かりません。
まだまだです。
ワシカモメは心なしか他のカモメ(セグロ・オオセグロ)よりも大きい感じがしますね。
この辺りではあまり見られないようですが、ユリ系のカモメも見てみたいなぁ、と思いました。
ユリカモメとか、ズグロカモメとか??
ーー
今日のハイライトは「クロサギ」と「シノリガモ」でした。
クロサギは少し遠くてそもそも写真に撮りませんでしたが、スコープでゆっくり見せてもらって楽しめました。じーっと海の中を見つめるクロサギ、雰囲気が独特な鳥でした。
そしてシノリガモ。
4羽いましたが、全部同じに見えます。
メス??幼鳥?
私には難しいですが目の下の白い部分が目尻の方まで来ているので、メスの幼鳥なのかな??と思いました(調べた)。
ぷかぷかと流されているように見えて、実はちゃんと岸に向かって移動していました笑。
到着&おもむろに何かを食べ始める。
\ヒドリガモと一緒/
あっ、一番右の個体は首の後ろと肩のところに白い縦線があるのでオスの幼鳥ですね!
目の下の白い部分もちょっと違う。
おもしろいです!
打ち寄せる波に足を取られながらも、一生懸命何かをついばんでいました。
水生生物が好きだそうですので、なにか小さい生き物を食べていたと思われます。
ちなみにこのシノリガモ、日本では少数が渓流(山!!)で繁殖するそうです。
海ガモなのに、なぜ山へ??不思議でなりません。
また機会があったら調べてみたいですね。
最後に、北海道の道東、厚岸(あっけし)町で見たシノリガモの写真を貼っておきます。
オスの成鳥はこんなに美しい!というか、変わった羽の柄をしています。
新潟で見たのは今日が初めてでした^^
皆さまに親切にしていただき、私の野鳥レベルがまた少し上がった気がします。
お世話になりました皆さま、ありがとうございました。
【おまけ】
お昼は魚の市場通りの食堂で、磯の塩ラーメンを食べました。
はまぐりが5個も入っていて美味しかったです^^
あの通りの食堂では山六水産さんがおすすめです。
以上です。
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