朝5時30分、栖吉川に行って来ました。お天気がよく川のせせらぎと新緑が気持ちいいですね。近所の方が早朝ジョギングをしており、いい所に住んでるなーと思いました。
川沿いを歩き聞こえてくるのは美しいノジコのさえずりです。「金唐紙金屏風」と聞きなすそうですが、その通り輝くような鳴き声ですね。
バードウォッチングを始めた当初から実家の山に普通にいましたので、その辺りどこにでもいる鳥なのかと思いきや、ノジコは「準絶滅危惧種」だそうです。図鑑には「新潟県や東北地方などで局地的に繁殖する希少種」とあります。(探鳥会では関東人憧れの鳥、と聞いた覚えが…)。ノジコを当たり前のように観察できるのは、実は当たり前じゃないとは、気が引き締まる思いです。
ちなみにノジコの好む環境は、低地から山地の沢筋や湿地に隣接する低木林との事(低木&草木の茂るやぶ環境も)ですので、実家の山(三条市の林道・川が流れる)や栖吉川は当てはまりますね。大平森林公園では全く見ません。新潟県はノジコが多く来るようですので、いつまでもこの環境があり続けるといいな、と思います。
川の岩の上にはカワガラス。川に沿って飛ぶのを何回も目撃しました。
渓流のキセキレイは今日も元気で一番目立っていました。
やっぱり人工物が好きなのか。
ほんの小さなヨシ原にもちゃんとオオヨシキリが…涙ぐましい。
そしてまたシジュウカラに鳴かれるという…こちらとしては全然気にしていないのに、向こうから勝手に出てきて大騒ぎされるという…なんとなく理不尽な感じですが可愛いから許します。ごめんね。
新緑のホオジロも絵になります。
今日は、普段かなり距離のあるオオルリが、目の前の葉っぱの少ない低い木に止まったので「よしっ!」と思った瞬間にヒヨドリがやってきて、オオルリを飛ばしてしまいました。言葉にならない声を発して地団駄を踏んだ自分がいました。さすがに憎たらしかったです。
あぁ来月も5月だったらいいのになー…。
以上です。
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