今日はちょっと遠征し、銀山平へ行って来ました。
長いトンネルを抜けると少し空気がひんやりとして、季節が少し戻ったようでした。川を流れる水は青く澄んできれいで、遠く近く見える山々も一部に残雪があり美しかったです。
銀山平にはニュウナイスズメがたくさんいました。いつも夏の終わり頃に長岡市の新産ですごい群れになっているニュウナイスズメしかほぼ見たことがなく、ニュウナイスズメって普段どこにいるんだろう…?という2年間の謎が今日解けました。ここにいたのね。
赤栗色できれいです。図鑑によると「山地の落葉広葉樹に生息。夏は本州中部以北の積雪が多い地域で繁殖し、冬は本州中部以南の主に太平洋側に移動し越冬する」とあります。新潟には春~秋にいるようです。
ほっぺに黒い模様がなくすっきりしています。ちょっとプレミアムなスズメといったところでしょうか。銀山平のロッジのたくさんある辺りに巣を作っていそうでした。会えて嬉しいです。
ちなみに昨年の長岡市の新産の様子はこちらです。街路樹をねぐらにしているようで、電線から街路樹に飛び込んでいました。
ムクドリと合わせてものすごい数が来ます。駐車場で日が暮れるまで見ていました。
繁殖期が終わると集団になり移動に備えるのでしょうか。この場所はムクドリと合わせてフン害がすごいので、その内、見附みたいに街路樹が切られやしないかと思ったりします…。
いい場所にモズが止まっていました。色が少し薄いようですが「高原モズ」というタダモズだそうです。図鑑によると「早くに繁殖した後、高原に移動して再び繁殖する個体は、羽色が全体に灰色になる」とあります。おもしろいですね。
他にもアカハラやキビタキ・ノジコ・オオルリ等々の声が聞けたり、サンショウクイやコサメビタキ、岩場のミソサザイなどを見ることが出来ました。
山がきれいでした。
【今日の植物】
サンカヨウ
図鑑に載っていなく、インターネットで調べましたら「冷涼な高地で湿度が高く、緑に囲まれた山腹に生える多年草。そのため、世界でもサハリン、アメリカのアパラチア山脈、中国や日本の一部と極限られた地域でしか見られません。開花すると、わずか1週間ほどで散ってしまうサンカヨウ。花が咲いているところを見るのは、かなり難しいこと」とあり衝撃的でした。
どうりで私の『里山さんぽ植物図鑑』には載っていないわけですね…笑。
雨に濡れると花が透明になることでも有名だそうです。そういえばTVで見たことあります。
何だか笑いがこみ上げてきました。
以上です。
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