こんばんは。
ずっと書きそびれていましたが、先日、妙高市の笹ヶ峰高原に行って来ました。
まだ木々の芽吹き前で、雪が残るこの時期(少し前)の笹ヶ峰は、普段やぶに隠れて姿を見せないコルリやクロジが見やすいそうで、地元で見ることのないそれらの鳥たちに会いに行きました。
笹ヶ峰高原は標高が1,300mと高く、ふもとからつづら折りの坂道を上がっていきますが、運転中も響く鳥の声。コルリのようです。
駐車場に車を停めて、歩き出すと、もう、コルリの声が・・・クロジの声が・・・念の為の情報ですが(←?)、私はコルリもクロジも見たことはおろか、ろくに聞いたこともありません。
それなのに、こんなに近く。うぅっ(感動)。
コルリの声はまず「チッチッチッチッ」という前奏が入り、その後「ビビビビビビ」(←うまく表現できない)という感じでした。コマドリ風な伸びやかで張りのある声です。
↓ ↓ 唯一撮れた写真。
姿を見つけられなかったり、遠い木の上にいたり、なかなかゆっくり止まらず写真が難しいですね。
とりあえず、見られただけで満足です。
散策路はすでに雪がほぼ融け、いたるところにフキノトウが顔を出していました。
天ぷら…フキみそ…これだけあれば相当食べられる…と思い、採りたくて仕方がありませんでしたが、国定公園とのことで、山菜採りはNGです。残念!
落ち葉を押し上げて顔を出す生命力。
朝からお天気がよく、空気が澄んで、静寂の中に聞こえるのは鳥の声だけでした。
時間が止まっているような感覚、だけど雲がすごい速さで流れていく。
シラカバやミズナラの木々に光がさす。
きれい。
雪の上を歩くと、まだまだ底冷えします。
秋に葉を落とした木々たちは、遅い春をじっと待っているようです。
クロジも遠く近く、よく鳴いていました。
クロジの声は「フィーチーチー・チヨチヨ」でした。きれいな声です。
残念ながらクロジの写真は撮れませんでした。いいの。
そして珍しくヤブサメを見ることが出来ました。
まだ葉の茂りきらない地面を2羽でエサを採りながら、歩いていました。
ヤブサメ見る機会はほぼないので、びっくりしました!
↑ ↑ どこにいるか分かりますか?
ヤブサメの赤茶色は地面や落ち葉になじむ保護色なんですね。
貴重な光景でした。
コサメビタキもよく出てきました。
かわいいね。
コサメビタキは下くちばしの付け根が黄色いんだな。
時々様子見のように現れては、私たちを楽しませてくれました。
コサメビタキは可愛い。
センダイムシクイもしっかり鳴いていました。
シラカバ・ミズナラ・ダケカンバなどがある森に、私は来ることがありませんので、笹ヶ峰の自然や雰囲気すべてが新鮮でした。
英気を養うってこういう事かな。
眠くなってきましたので、後編はまた次回。
お楽しみに~(←?)。
【おまけ】
いもり池のキビタキ。さえずり疲れて眠そうでした。
以上です。
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